高級外車を乗り回し、億ションに住むセレブ妻がテレクラを使う訳
今から約10年前、私はテレクラでとんでもない女性と出会ってしまった。ファーストコールは落ち着いていて品の良い口調。これはテレ特女か?とナンパ師の感が疼いた。
なんせ当時のテレクラ女はとにかく酷い女が多かった。コールが繋がった瞬間金の話を持ち出すエンコー女、どう考えても未成年の女、酒やけが酷いババア、今で言うメンヘラの巣窟だったからだ。
彼女とはあえて距離を置いて中長期に掛けて口説いていった。
実際会うことになったのは半年後である。通常の女性の場合ここまで引っ張ってしまうと音信普通になるのが普通。裏を返せば普通ではない女と言う事である。
新宿は歌舞伎町。10年前の歌舞伎町は今みたいに小奇麗で綺麗な普通のOLさんが歩ける場所ではなかった。気を抜いたら拉致も覚悟。変な事をすれば直ぐにヤクザが飛んで来て鉄拳を食らう世界。それが10年前の歌舞伎町である。
某会館で待ち合わせた私は、いつになく緊張していた。
すると、目の前に現れた小奇麗な女性が私に語りかけてくる。「◎◎(テレクラの名前)の方ですか」
コートを着ていても分かる程、細身の体。しかし胸の谷間を強調したワイシャツが最高にエロい。まさかこんなハイレベルの女がテレクラに電話してくるとは...
こんなレベルの女性は初めてである。いきなりラブホテルは失礼過ぎる。とりあえず近くの喫茶店で雑談する事にした私。
今でも忘れない。
レモンティーを注文した彼女とアメリカンを頼んだ俺。
テレクラの良さは初対面にも関わらずトークが弾む事だ。出会い系などのそっけないメールではこういう感覚は味わえない。事務的な出会いは嫌いだ。
テレクラトークでは彼女の良い面しか聞いていなかった。旦那は不動産会社を経営する社長。愛車はセルシオにベンツ。どうみてもセレブだ。
しかし、実際の彼女は違った。内面に相当ヤバめな精神状態だと直感した。笑顔が引きつっているし、過度に周りの目を気にしているのである。
私は丁寧にじっくりと時間を掛けて彼女の話を熱心に聴いた。
どうやら彼女と旦那は完全に関係が崩壊しているらしい。何でも最初は優しかった旦那だか徐々に彼女にキツい言葉を浴びせるようになり、遂にはDVまで...今は完全に別居しているとの事だった。
「今から家に来ませんか?」
股間が一気に膨張したのを今でも思い出す(笑)
愛車のベンツの隣に座り、新宿の数億で購入したという高級マンションへ連れて行かれる私。本当にドキドキしたのを思い出して一発抜きそうになった(爆)
高級マンションは凄まじかった。5LDKでエントランスには滝が流れている。俺はもう飼われている犬状態。
高そうなソファーに二人して座って一段落すると、彼女は突然俺に抱きついて泣き出した。
「寂しくて辛かった」
こう言うのである。
本当はお金なんて欲しくない。こんな家一人で住んでも何も面白くない。
こんな言葉がどんどん出てくる。
私に出来ることは話を聞いて彼女に発散させる事くらいだった。そしてたまらなくなった私は彼女にキスしたのだ。
テレクラを使う女にはこんな層の女も少なからずいる。
俺は後に彼女を抱いた。何度も何度も体を重ねた。今でも抜群に思えるほどセックスの相性は最高。
こんな思いが出来たのもテレクラのおかげだ。